プラごみの海洋汚染は地球規模の問題

プラスチックごみによる海洋汚染に歯止めをかけるために世界各国や企業で様々な取り組みが進んでいますが、地球規模の問題としてプラごみ対策はテーマの一つとして取り組む必要があります。対策としてプラ製品の生産量を抑えたり、再利用し排出量を抑減らす方法、プラごみを陸地で回収して海洋への流出を抑える、ストローや皿など使い捨ての製品の販売を禁じる規制、代替え素材の開発などがあります。

海洋プラごみは、ポイ捨てや風で吹き飛ぶなど、陸上で適切に処理されなかったレジ袋など河川に入って発生します。
やがて海に流出して、海流に乗って地球全体に広がっており、海洋生物はごみを誤飲して本来のエサが食べられない恐れがあります。安部首相は「プラスチェクによる海洋汚染は生態系への大きな脅威、世界の国々と対策に取り組む」と訴えています。

海洋プラごみ削減支援

海洋汚染への影響が深刻化するプラスチェクごみ、海に漂うプラごみは1,275 万トンを超えています。上位10ヵ国にはインドネシアやベトナムなど東南アジア5ヶ国が入り、排出量の3割を占めています。河川などを流れて海洋に出たプラごみは岸壁や波に削られ、日光にさらされ、次第に細かくなるとみられる大きさが5ミリメートル以下の「マイクロプラスチェク(MP)」が大量に検出されています。プラスチェクの微粒子が貝や魚に吸収され、それらを食べると人体に悪影響を及ぼすことが指摘されています。

ボランティアツアー

青く輝く海に面したインドネシアバリ島海岸では日々プラごみが流着しています。
地元NPO団体の主催ビーチクリーニング参加はもちろん近郊の焼却炉のないポイ捨ての農村地帯などの視察をすることでプラごみ汚染の具体策を体験します。

プラごみ海洋汚染の現場を見ることで、団体として今後の適切な対策の方向性、取組みなどを決める参考になるツアーになっております。
※バリツアー日程参照

※マイクロプラスチェク(MP)
5ミリ・㍍以下の微細なプラスチェクで、捨てられたレジ袋やペットボトルなどが海に流出し、紫外線や波などで細かく砕かれたものとされる。海中の有毒物質が吸着する性質があることも指摘されています。

ツアーモデルコース

第三回ワンフェス 
バリ・ビーチクリーンアップ

1日目
日程 成田・関空(午前)⇒デンパサール⇒夕刻 内ホテル
宿泊 クタ・ビーチ宿泊
2日目
日程 終日:徒歩にて…ビーチへ
ビーチクリーンアップ
宿泊 クタ・ビーチ宿泊
3日目
日程 終日:徒歩にて…ビーチへ
ビーチクリーンアップ
宿泊 クタ・ビーチ宿泊
4日目
日程 午前:近郊のゴミ処理施設視察・プラごみ現状視察
午後:市内観光
夕食はサヨナラパーティー
終了後:デンパサール空港へ/td>
宿泊 機内泊
5日目
日程 早朝:デンパサール空港⇒成田・関西空港へ
午前:成田・関西空港 解散
宿泊 帰国のため宿泊なし
日時 日程 宿泊
1日目 成田・関空(午前)⇒デンパサール⇒夕刻 内ホテル クタ・ビーチ宿泊
2日目 終日:徒歩にて…ビーチへ
ビーチクリーンアップ
クタ・ビーチ宿泊
3日目 終日:徒歩にて…ビーチへ
ビーチクリーンアップ
クタ・ビーチ宿泊
4日目 午前:近郊のゴミ処理施設視察・プラごみ現状視察
午後:市内観光
夕食はサヨナラパーティー
終了後:デンパサール空港へ
機内泊
5日目 早朝:デンパサール空港⇒成田・関西空港へ
午前:成田・関西空港 解散
帰国のため宿泊なし

☆第三回  ワンフェスビーチクリーンアップツアー隊
2016年より活度開始
2/1(日)~2/5(土)5日間
デンパサール空港参加¥120,000(お一人様)~成田参加大人¥178,000(最少催行人数10名)
+諸費用(空港税・燃油サーチャージ・出国税等)

※2020年度「ワンフェスバリビーチクリーニング隊」のパンフレット請求はコチラ

今、東南アジアで最も注目されているインドネシアでは、どんどん豊かになる暮らしの代償として、新たな社会課題が表面化している。それがごみ問題です。
インドネシアでは年間6,500万トンもの固形廃棄物が排出されており、そのうち約7割がそのまま埋め立てられています。
リサイクルやコンポスト(たい肥化)に向かうゴミはわずか7%しかなく、残りの24%は違法に焼却・廃棄されているのが現状です。
ゴミの8割以上は分別されておらず、せっかく分別された残り2割のうち半分も、結局ゴミ輸送の過程でミックスされてしまいます。
また、インドネシアでは年間で187トンものプラスチックごみを海に排出しており、海洋汚染を深刻化させている問題の一つとなっています。